理学療法士になったら読むブログ

理学療法士(保健医療学修士)による理学療法士になったら知っておきたい知識や研究報告を紹介するブログ

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全国の理学療法士の皆様、こんにちは。理学療法士の管理人です。

初めての投稿ですが、今回は自己紹介も兼ねて理学療法士の皆さんにお話ししたいと思います。

 

 

 

理学療法士になれたけど、何を勉強すればいいんだろう。。

 

 

 

 

皆さんは大学を卒業し、理学療法士として病院やクリニック、施設などに入職したかと思います。そんな時にまず考えるのが「何を勉強するべきなんだろう。。」なのかなと思います。実際僕がそうでしたので。

 

 

 

話は少し変わりますが、理学療法士は比較的安定した職業だと言われています。病院勤務であり、今後も高齢者は増えていくので理学療法士の需要は今後も増えていくと。

 

 

 

「ですが、本当にそうでしょうか?」

 

 

 

今や理学療法士は全国15万人を超え、年に1万人を超えるスピードで増加しています。今後もその数は増加していくでしょう。

 

 

 

でも、高齢者の数も増えるんだから理学療法士も必要になるのではないか?

確かにその通りです。高齢者が怪我や病気をする→医師の治療とリハビリ

は真っ当なルートなので理学療法士の需要も増えることでしょう。ある年までは。

 

5歳以上人口は、多くの都道府県で2025 年頃までは急速に上昇するが、その後の上昇は緩やかで、2030 年頃をピークに減少する。

 

75歳以上の人口は、多くの都道府県で2025年までは急速に上昇するが、その後の上昇は緩やかで、2030年ごろをピークに減少する。

 

 

 

平成29年度に厚生労働省が提出した「年齢階級別人口の推移」に書かれている一文です。

そうなんです。あと5〜10年足らずで理学療法士は飽和状態になります。

その時皆さんは何をしているでしょうか?

適切な理学療法の知識のない療法士が生き残ることはできるでしょうか?

 

 

 

と、少し辛辣な問題提起をしてしまいましたが、皆さんに覚えておいてほしいことがあります。

 

 

 

理学療法士は年数が全てではないです。極端な話をすると、

全く勉強をしていない10年目療法士は、勉強をしている1年目療法士よりも患者さんをよくすることはまずできないでしょう。だってついこの間まで大学で勉強していた1年目の方が知識があるじゃないですか。

 

 

 

極端に言い過ぎましたが、簡単に言えば年数の低い療法士でも適切に勉強すれば先輩療法士よりも信用されるようになるよって話です。そのために普段よりも少しだけ僕と勉強していきませんか?

 

 

 

 

 

管理人経歴

2017年4月 理学療法士免許取得

      急性期病院へ入職(現在4年目)

2018年4月 医療系大学院入学

2020年3月 医療系大学院修了(保健医療学修士取得)

2020年4月〜高齢者に対しての研究実施

 

以上。簡単に自己紹介をさせていただきました。

 

 

 

理学療法士になりたての時期ってかなり大変です。

家に帰ってからも患者さんのことや現病歴・既往歴について調べないといけないし、そのほかのことについても勉強しなきゃいけないし、そもそも何をまず勉強すればいいかもわからないし。。。お任せください!思いつくだけでこれくらいあります!

 

 

 

 

新人理学療法士が勉強するべきこと一覧

・各疾患に対する病態について

・各疾患に対する理学療法ガイドラインについて

・各疾患に対する評価方法について

・生理学

・解剖学

・運動学

医療保険介護保険について

SOAPの記載方法

・動作分析

・予後予測

・ゴール設定

・画像の見方

・検査値の見方

・栄養値について

・論文の読み方

etc...

 

 

いや多。。。

 

 

一覧を見ても追いつかないよと頭を抱えている皆さん。安心してください!それを打開するためにこのブログを作りました!

理学療法士になれた皆さんに、なるべくわかりやすく上記の内容をご説明していきます!

そのために「理学療法士になったら読むブログ」と名付けました。

一緒に信頼される理学療法士になるべく勉強していきましょう!